自分の市場価値を知ることの大切さ

 

どうも、にのです。

どうにかこうにか3つ目の投稿です。

サムネはわざとです。

 

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今回お話したいのは

「自分の市場価値を知ることの大切さ」

についてです。

 

 

前回、私がなぜキャリアリテラシーを身につける必要性を感じるようになったかについてつらつらと書かせてもらいました。

 

 

転職を希望する方の多くは、

キャリアに対する主体性が足りていなかったり

自分がどんな価値を提供して給与という対価を得ているか

という視点を持てていなかったりする、と。

 

 

今回は、では実際にキャリアリテラシーを身につけるためには

何をやれば良いのかというところに少し突っ込んでいきます。

 

 

自分の市場価値って把握していますか?

 

 

みなさんは、自身の市場価値を正しく把握されていますでしょうか?

男として、女としての価値って意味じゃないっすよ。

それは自分も知りたいくらいです。

 

 

そうではなく、転職市場における市場価値です。

 

 

転職エージェントで働いていると、

常に市場に触れている(=需要側・供給側の声に触れている)ため

今市場が何を求めているのか、

どんなことが価値とされているのかを常に考えさせられます。

 

 

ただ、人材業界以外の会社で働いていらっしゃる方は

中々市場に触れる機会はありません。

市場について考える機会すら無いという方がほとんどではないでしょうか。

私も前職のときはそうでした。

 

 

 

そこで、私はキャリアリテラシーを身につけるための第一歩として

「自分の市場価値を知る」ことをオススメします。

転職しろと言っているわけではありません。

 

 

 

自分の市場価値を知るとは、どういうことでしょうか。

 

 

 

ずばり、自分が市場でどれだけの価値があると

評価されるのかを知るということです。(ばばーん)

そう、そのまんま。

 

 

では、価値とは何でしょうか。

 

 

企業は、

ある理念の基、

ある目標に向かって

事業を進めていく組織です。

 

事業を進めていくためには、

進めるためのリソースが必要です。

一般的によく言われるリソースはヒト・モノ・カネ。

 

これらのリソースを適切なタイミングで適切に補充し

目標に向かって事業を進めていくのです。

 

これらのリソースのうちどれが欠けても

うまく計画通りに事業を進めることはできません。

 

 

なかでも不確定要素が大きいのはヒトです。

 

ヒトはもちろん生き物ですので、

将来的にどのような成果を発揮してくれるか(事業に貢献してくれるか)

見通しを立てることがとても難しいです。

 

 

今は昔よりもITのテクノロジーが発展し、

グローバル化が進み、3年後、5年後、10年後にどんな世の中になるか

どんな産業が盛り上がるのかなどの

長期的な見通しと計画を立てることが難しくなってきています。

企業はただでさえ事業計画を立てるのが難しくなっているのです。

 

 

ずっと沖縄近海のおだやかな海で航海をしていた船が、

どんどん真冬の日本海のような荒波の中で航海しなければいけなくなった

みたいなもんです。(真冬の日本海が荒れてなかったらすいません。)

 

 

先の見通しが立てづらい荒波を航海するためには

すぐに戦力となってくれる乗組員を迎え入れなければいけないのです。

ペーペーの乗組員を乗せて教えている間に

波に飲まれてしまう可能性もある。

 

 

そんだけ世の中の流れが早くなり激化する中で

ヒト一人雇うって企業からしたら一大決心なんです。

そりゃもう必死です。

このヒトを採用して事業にどれだけインパクトを出してくれるだろうか。

事業にどれだけ貢献してくれるだろうか。

ちゃんと長く続けてくれるだろうか。

性格は合うだろうか。

お酒好きかな…。

 

 

そういう視点で選考をする企業さんに対して、

選考を受ける方がアピールすべきは

「自分は△△の経験があるから、貴社に入ったら◯◯という結果を出せるよ」

「自分は●●の知識があるから、貴社に入ったら✕✕という事業を拡大できるよ」

「自分は将来的に~をしたいって思ってるんだけど、貴社も同じでしょ?

 だったら向かう方向は一緒だから長く働き続けたいって思ってるよ安心して」

っていう内容であって、

 

 

この「△△の経験がある」とか「●●の知識がある」とかが自分の価値であって、

具体的で再現性が高ければ高いほど良いです。

もちろん定性面で「困難でも逃げない」とか「考えながら行動できる」とかも価値です。 

 

 

ただ、価値は相対評価で決まるので

市場で評価されてなんぼです。

市場にニーズがなければ価値はありません。

 

 

どれだけ内容が濃かろうが、

私の日記をメルカリに出しても売れません。

市場にニーズが無いからです。

 

 

なので、自分が提供できる価値が評価されるものかどうか

どうすれば価値が高まるのかという意識は働く上でとても大切で

常に意識する必要があります。

 

 

では、どうすれば自分の市場価値を知ることができるでしょうか?

 

 

まずは転職してみましょう

ではなく、個人的には以下がオススメです。(難易度順)

 

 

  • 他部署の人と話をしてみる
  • 社外の人と話をしてみる
  • 身近で転職した人の話を聞いてみる

 

 

 

要は、普段関わる社内の限られたコミュニティ以外の方と

話をしてみることをオススメします。

できれば仕事の話を。

 

 

程度の差はあれど、これを実践してみることで

少し自分のことを客観視できるはずです。

 

・自分がやってるこの仕事って世の中的に珍しいんだなー とか

・同業のあの会社は自社よりもはるかに早いスピードで進んでるんだなー とか

・そういや昔の自分はこんなことをやりたいって思ってたな、忘れてたなー とか

 

何でも良いです。

少しだけでも自身を客観視することができるはずです。

 

 

そして、同時に前回もお伝えした

「自分はどんな価値を提供していて、対価をもらっているのか」

についても考えてみてください。

 

 

この客観視する力が身につけば

「どんな価値を身につけようか」

「どうやって価値を高めようか」

という考えが生まれるはずです。

これこそがキャリアリテラシーの第一歩だと考えています。

 

 

ぜひ、さっそく社外の人に声をかけてみてください。

私をご飯に誘ってくれても良いんですよ!笑

 

 

自分を客観視するための存在として、

キャリアコーチのような存在が普及するといいなーと思っていますが

この話にまで及ぶと長くなってしまうのでまた別の機会に。

 

 

今回の大事な実践

 

  • 他部署の人と話をしてみる
  • 社外の人と話をしてみる
  • 身近で転職した人の話を聞いてみる

 

 

今回の大事な質問

 

  • 今後どんな価値を身につければいいか(身につけたいか)
  • どうすれば市場価値を高められるか

 

 

 

次回はまた今週中に!

コメント、読者登録、批判、お誘い、お待ちしております!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。